静寂の中
男(漢)の朝が明ける…
8月20日早朝
ベイサイドマリーナには「GST」の海猿部隊
「TEAM BLUE WATER」の勇士が集合していた…
向かうは太平洋 黒潮地帯(新島・三宅島・御蔵島付近)
ターゲットはブルーマーリン(カジキマグロ)
2時間も航行すれば大海原
日本とは思えない位のblue waterが広がる
非日常的な空間
聞えるのは船の音と
波飛沫の2つだけ…
「きたぁっっ!!」
誰かが静寂を破る…
「ジャーーーーーー」
リールからラインが引き出される音と共に
遙か先の海面でブルーマーリンがジャンプする
船上の活性が一気に上がる…
全員で他のルアーを回収し
邪魔にならない場所にロッドを据える
ここから「TEAM BLUE WATER」のチームワークが問われる
ファイティングチェアーに座り
ハーネスとリールを結ぐ
ロッドを介しブルーマーリンとの一騎打ち
ブルーマーリンと真っ向勝負のアングラーとなる人
キャプテンとアングラーの呼吸を合わせ、
ブルーマーリンの方向にチェアーの向きを変えるチェアーマンとなる人
アングラーに水を掛け、水分補給を施し
ギャフの準備をし、ラインを捕り、ブルーマーリンを手繰り寄せるラインマンとなる人
ラインマンの手繰り寄せたブルーマーリンに
ギャフを掛けるランディングマンとなる人
ブルーマーリンの進行方向と体力を考え船を操るキャプテン
全員の意識が一つとなり
ブルーマーリンと戦う
ラインマンの手繰る先に
巨大なブルーマーリンが姿を見せた
ブルーマーリンは最後まで抵抗し
船上に更なる緊張が走る
ラインマンがフックの掛かり具合を大声で叫ぶ
間髪入れずに
ランディングマンがギャフを入れる
ギャフを一発
そしてもう一発
2本のギャフをしっかりと打ち込み
船のドアを開け
全員で力を合わせ
ブルーマーリンを船上へ引き上げる
「TEAM BLUE WATER」全員の顔が笑顔に変わる瞬間
必要以上に興奮するアングラー
胸鰭をかじってみる(金メダルと勘違い?)
左は全長推定300cm・体重95kgのブルーマーリン
右は全長178cm・体重推定80kgのメタボアングラー
メタボアングラーは今回から「Marlin hunter」と改名いたします
ちなみに誇らしげな顔していますが
下に横たわるもう一匹のブルーマーリンは
全長360cm・体重178kgの大物…でした…
今「田代のブルーマーリンちっちゃい」って思った方
次回さらなるビッグマーリンをご紹介いたします
ご期待ください!