みなさま、こんばんは
シトロエン横浜緑のGWでも店舗に居座っている、ハイドロ部長こと
住んでるんじゃないの?ハラです。
さて、日本全国GW真っ盛りでゴザイマス。
でも、世のお父様方は、明後日からお仕事で「出勤やだなぁ」やら「仕事の方が楽だよぉ」と各々いろんな思いをされていると思われまする・・・
私などは、仕事が楽な人種でして、典型的な企業戦士でゴザイマス。
本日の「ハイドロブログ」は、私の得意分野「オールドシトロ」に登場して
頂きましょう。
上記写真はオールドシトロのコックピットでございますが、お分かりのお父様は
いらっしゃいますですか???
かなりイタリア車っぽい色目と質感でゴザイマスねぇ
マニュアルミッションレバーが「ヤル気」を感じさせますde候・・・
人気の割に登録台数&輸入台数がとっても少なかった名車でございますですね。
「ミッションレバー拡大図の巻」
う~む カックイイ♪
真冬にレバーを触ると冷たくて冬眠しそうな素材でゴザイマス。
やたら光ってるし・・・・
後ろから見た図ですな・・・
公国軍の重モビルスーツ「ド〇」のようですたい。
シトロお得意の「スカート付き」
「俺を踏み台に・・・」deゴザイマスね。
リヤのテールランプがスバラシイ☆
さて、車体全容でございますよ。
このモデルは、シトロエンの野心作「FF車で時速200㎞を目指した車」
「SM」でゴザイマス。
もちろん、シトロの代名詞「ハイドロサスペンション」搭載モデルですな
写真のSMは、車高を一番下げた状態なので、リヤタイヤがガッツリ隠れて
ゴザイマス。
しかも2ドアクーペ、うすらデカいスポーツカーでゴザイマス。
初代DSやCXなどとは、チョット違う雰囲気のお車ですね。
自慢はハイドロだけではなく、エンジンも自慢の車なのです。
ぐちゃぐちゃしていて、分かり辛いですが、心臓部のエンジンは
イタリアの名門「マセラッティ」製のエンジンを搭載しておりますです。
当時は、エンジン屋さん、シャーシ屋さん、ボディ屋さん と、まるでF1の
ように各得意分野の会社が寄り集まって車を作っている時代でもあります。
無論、シトロエンは全て自家製で製造販売も行っておりますが、ハイパワーな
エンジンは、当時はイタリアが最も得意としておりました。
シトロエンは、マセラッティと仲良しだったので、当時専用エンジンを
別注で作ってもらいました。
余談ですが、SMに後だったかな?「マセラッティ メラク」と呼ばれる
小さなクーペを製造しておりました、SMはこのエンジンを供給してもらっていた。
と言われますが、実は逆でSM専用エンジンをメラクが搭載しておりました。
皆さんのイメージだと「ふぁぁーん♪」と胸の空くような軽快なエンジン音と
素晴らしい吹け上がりを見せるエンジンだと想像されると思います。。。
なんといっても「イタリ~製deゴザイマスから・・・」
実はナッシングでゴザイマシテ、大型マフラーの消音効果もあってか
「どよぉ~ん」とゆっくりと大トルクで吹け上がるエンジンでした。
当時の技術だと、SMクラスの重いボディーを時速200kmまで運ぼうと
すると、このようなエンジン特性じゃないとダメだったのかもしれません、
また当時のマセラッティは、皆様がイメージされる「フェラーリ」のような
エンジンと対局なエンジンが多かったのも事実でゴザイマス。
これも余談ですが、皆様ご存知の「テスタロッサ」12気筒のバブリーな
赤いヤツ、このエンジンも意外や意外「どよぉ~ん」でした。
「どよぉ~ん」ですが、その速度は当時としては最速を誇り
FFスーパーカーとして一時代を築いた功績と斬新なデザインは
強烈で御座いました。
お値段もスーパーカーだったので、輸入台数が極めて少なく
日本国内では大変貴重な車となりました。
シトロエン横浜緑では「現役SMオーナー」がお二人いらっしゃいます。
もちろん ピッカピカのSMで、いつ見ても見とれる車でゴザイマス。
皆様も、運が宜しければ店頭で出会えるかもしれませんね。