≪前回のあらすじ≫
フランスの北西部、ノルマンディに近いラ・フェルテ=ヴィダムの古城で開催されたシトロエン100周年の記念イベント。
ヨーロッパ中?いやさ世界中から集まったシトロエン血液の濃いマニアックな人々の集いに我らがエージェント伊藤邦彦が単独潜入。
世界中のレアな歴史的アイコンのシトロエン車たちと陽気なマニアたち!
果たして伊藤の運命やいかに!
はいっ!こんにちは、天野です。
皆様元気ですか?
夏の疲れは少し涼しくなった頃に出る、と申します。
日焼けの後を懐かしむ年ではありませんが、皮がむけるほど焼いた遠い昔をはるかに超える大昔の車と最近の車を交えながら
ゆく川の流れ絶えずして、すべてシトロエンです。
何てったって100周年!さあさ皆様ご陽気に!
という訳で始まりました、全員集合!2回目です!
そうそう、前回ディアーヌの後継でAMIが作られたような書き方をしてしまいましたが
AMIが生まれたのはディアーヌが生まれるずっと前でした。
お詫びして訂正いたします。
さて上はトラックとバス?戦前戦後にかけてシトロエンも色々な実用車を作っていました
今でもコマーシャルカーはありますが、基本乗用車しか色々な資料に出てこないので詳細がわかりません
かろうじてHトラックくらいですかね、商用車でアイコンとされるのは
こちらはハーフトラック、大陸横断をナショナルジオグラフィックと組んでやった時の車ですね。
ハーフトラック誕生の陰にはロシア革命があります、もともと冬の厳しいロシアの道路で自由に動き回れるように考えられた車です。
この話長くなるのでまた今度にしますが、以前どこかのブログに書いたはず!
今度探してみます、書いた本人も細かいことを忘れているので。
これはオシュモシュ?って思ったら、最近イギリスの展示会で100周年記念事業で発表された“AMI ONE”というコンセプトカー、いわゆるシティコミューター、電気自動車で航続100㎞、カーシェアリングの提案だそうです。
eメアリ(後で出てきますよ)もそうですが地方自治体とコラボレーションして観光用のレンタカーみたいな使い方を考えているようです、新しいかも!
そしてマセラッティ:シトロエン時代のグランツーリズモSMです、これも独特ですよね、似ている車が他にありません。
この当時のマセラッティブランドの車カムシンやメラクやボーラのブレーキやパワステなどにはハイドロニューマチックが流用されていました、ボンネットを開けるとグリーンのアキュームレーターが並んで収まっているのを見たことがあります(多分カムシン、ミッドシップのボーラはどこにアキューム収めてたんだろう?)
そしてここからキンキーなファミリアールさんたち
もうやりたい放題ですw
これが自動車を楽しむって事でしょうか。
ビンテージカーだから大事大事にノーマルのまま保管、なんて考えはこの人たちにはありません、車は道具です、自分の使いやすいように、目的や嗜好に合わせて変えていく!文句あるか?ってなもんです。
そしてこれがSM「OPERA」
SMを30cmストレッチして4ドアにファストバックからノッチバックへ屋根も少し高くなっています、世界で7台だけ作られたそうです!
何だかわからないけどすげえ!
そういえば昔、国連のアナン事務総長がフランスで大統領に面会するときにC6のストレッチリムジンに乗って大統領府に到着した映像を見た覚えがありますが、あれもインパクトありましたが、こっちのほうがはるかに強烈ですよね、だって元の形がわかんないですもん。
先ほど話題に上ったeメアリ
カクタスのデザインをモチーフに往年のレジャーカー。メアリのコンセプト現代に蘇らせました。
これは初めて見ましたね、雰囲気から行くと70年代っぽいですが、知っている人がいたら教えてください。
どこかのバス会社のOEMなのでしょうか?
ちょこっとだけラリーに出た四駆のBX、ガンダムみたいです。
C5Ⅰ型、この向きからのデザインがものすごく好きです、何て言うかジェット戦闘機みたいな美しい流線形!
C5Ⅰ型はコンセプトとしてはセダンとミニバンの間を狙って作った究極の実用車だと思うのですが、バカ広い室内とこれまた狂ったように広いカーゴスペース!でもこんな美しいボディラインを持っている、これは売ってた人と持ってる人しかしらないひそやかな楽しみでした。
総生産台数5年間で12000台足らずのSMがこんなに!
2CVはさすがにたくさん集まりました
さて次回は全員集合最終回、まだまだ貴重な写真があります
お楽しみに
シトロエン横浜緑は今週末から週替わりスペシャルセールが始まります!
消費税増税前に駆け込み大歓迎です!
皆様のご来店をお待ちしております、天野でした。