こんにちは、シトロエン横浜緑です。
このページをご覧のお客様は、少なからず「C5エアクロスってどんな
車なんだろう?」と興味を持って頂けた方々と思います。
街中で見たり、近隣の方が乗っていて相談できる方は少ないと思います。
そんなお客様に「シトロエン C5エアクロスは こんな車です」と
お伝え出来ればと思います。
また、雑誌やカタログに掲載されてない、魅力溢れる情報が伝われば幸いに思います。
さて、シトロエン C5 エアクロスとは どんな車でしょうか?
誕生した経緯なども含めご紹介させて頂きます。
開発経緯
冒頭から結論話をしてしまうと、C5 エアクロスの最大の売りは
「最高の乗り心地」となります。
乗り心地に特化した車と行っても良いかもしれませんね。
この C5 エアクロスに興味を持って頂いた方々の多くは「ハイドロ サスペンション」をご存知かと思います。
ハイドロ サスペンションは、シトロエン社が実用化した油圧式サスペンションを指します。
非常に独特な乗り味と安全性を考慮したサスペンションで、シトロエン=ハイドロ サスペンションと誰もが知っているシステムでした。
あまりにも乗り心地が良いので、未だに根強いファンがいらっしゃいます。
先代のC5(セダン・ワゴン)まで、このハイドロ サスペンションを搭載
していたことは有名です。
残念なことに、このハイドロ サスペンション、あまりに生産コストが高く
耐久性に問題があるために、C5を最後に装備されることが無くなりました。
ただ、シトロエンの世界的イメージがハイドロ サスペンション(乗り心地)が強く、シトロエン社としても思い入れが強いシステムの為、新たな乗り心地を求め、新型サスペンションを開発して、C5 エアクロスに搭載しました。
シトロエン社の新たなイメージを作る意味で C5 エアクロスは、とても
重要な役割を果たしております。
この度のおススメポイントは、大トルクを発生するエンジンでゴザイマス
エンジン&トランスミッション
C5 エアクロスに搭載するエンジンは、2.0Lクリーンディーゼルです。
アドブルーと呼ばれる浄化装置で排気ガスを現在のガソリンエンジンより
綺麗な状態にすることが可能です。
実は、エンジン本体部分は20年ほど前に作られたエンジンですが、排気ガス浄化装置を全て一新して現代のエンジンとして制作されております。
なぜ古いエンジンを使用するかと申し上げると、その「大トルク」にあります。
現代のアルミ製ディーゼルエンジンでは数字上のパワーは出せても実際の
運転時に感じる「トルク感」は得られません。
大型の車体を難なく動かすために、この優秀なエンジンが選ばれました。
ディーゼルエンジンと聞くと、ガラガラと大きな音・振動・回らないエンジンとイメージされるのではないでしょうか?
フランス製ディーゼルエンジンは、上記イメージはまったくありません。
是非、試乗頂き体感して頂きたいと思います。
この優秀なエンジンとコンビを組むのが、日本国産製「アイシン社」が
制作した新型8速オートマチックトランスミッションです。
日本国産製なので故障の心配は皆無で、大変スムーズです。
また、ダイレクト感も残したドライバーユースなもので
オートマチックトランスミッションにありがちな、運転感覚が足りない
といったことが少なく、エンジンのトルク感をきっちりと伝えて
くれる優良なトランスミッションです。
このエンジンとミッションの組み合わせにより、SUV車の弱点である
「鈍重差」は皆無になりました。
試乗されれば分かりますが、C5 エアクロスを乗ると皆さまが
口をそろえて「軽い!」と言ってくれます。
車重はしっかりと重い車ですが、上記エンジンとミッションのバランスが良いため、軽快な車になりました。