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アクセスマップ

CITROËN 横浜緑

住所〒226-0016
神奈川県横浜市緑区霧が丘2-8-1
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TEL045-924-3677

営業時間10:00-18:00 

定休日火曜日・水曜日(祝・祭日を除く)

アクセス方法■お車でのアクセス
 ●東名横浜町田出口を国道16号(横浜方面)に進み
  1つ目の信号「卸センター入口」交差点を左折
  1つ目の信号「滝沢」交差点を右折(環状4号線)
  直進3.4Km左側
  スーパー(ビッグヨーサン様)を過ぎたら減速してください。
  16号からの詳細はこちらをクリック
 ●JR横浜線・十日市場駅前より大和・相模原方面
  直進1.2Km右側
  しゃぶしゃぶの(木曽路様)を過ぎたら減速してください。
  十日市場からの詳細はこちらをクリック

■電車でのアクセス
 ・JR横浜線 十日市場駅
  東急田園都市線 長津田駅
  どちらの駅も改札を出たらお電話ください。
  当店よりお迎えに伺います。

スタッフブログ

読書週間

[2021/11/03]
天野 恭太郎(あまの きょうたろう)
皆様お元気ですか?
早いものでもう11月!うかうかしてたら今年終わっちゃいますよ
やり残したことはお早めに

今週は読書週間だそうで
ちょっと前に本屋に行かなくなった話をしましたが
本屋も減ったけど何よりも老眼が進んで立ち読みがしづらい
もっぱら読みたい本はアマゾンで
でもこれはちょっとした落とし穴があって
興味のある本しか探さない
お?何だこれは?みたいな楽しみはちょっとないですよね

という訳で僭越ながら、好きな本をご紹介します


どの本も読み終わって何年もたつのに
時々また引っ張り出して読みたくなる
誰にでもお勧めできるわけではないですが
まあ人んちの本棚を覗いた、くらいの感覚で


まずは梨木香歩著 「家守綺譚」
読書週間
この人のお話が大好きでほぼ読んでいますが
でも出会いはこの「家守綺譚」でした
NHK・FMでやってる「青春アドベンチャー」という放送劇でやってて
まあそれはたまたま聞いたのですが
興味を持って買ったらはまりました
明治の中頃、琵琶湖近くを舞台に近代化途中の隙間で埋もれていく古来の
文化や伝承を大事に守って人にとっての喜びと異文化との接し方を
この世あの世の隔てなく、人と人ならず者の間があいまいだった世界を描いた傑作です

「村田エフェンディ滞土録」「冬虫夏草」は連なったり重なったりする話です





続いては G・ガルシア=マルケス著「百年の孤独」
読書週間
コロンビアのノーベル文学賞作家G・ガルシア=マルケスの最高傑作
この本は読みたいな、と思ってぱらっと開くとそこがどこのページであっても
圧倒的な熱量で引き込まれる、当たり前、このお話には時間軸はあってないようなもの
読む熱帯!
ラストシーンは夢に見るくらいの凄まじさ!




陣野俊史著「渋さ知らズ」
読書週間
渋さ知らズというビッグバンドのジャズ?グループの成り立ちから
2004年くらいまでの活動をメンバーや関係者のインタビューを拾いながら
追っかけていくドキュメンタリー

渋さ知らズに興味がない人には面白くもなんともないかもしれませんが
自分にとっては特別で、これも時々気が向いたところだけ読み直す

この本はね自分の立ち位置を教えてくれる
自分が与太者で何者にもなれなかったことを思い知らされる
僕にとっては大事な本です




ロバート・M・パーシング「禅とオートバイの修理技術」

読書週間
この本は70年代後半ヒッピーの人たちのバイブルと言われた本です
脳手術で記憶が欠損した主人公が自閉症の息子とハーレーダビットソンで
自分の中の別人格と対話をしながら大陸を横断するお話
小説であり哲学書、オートバイの修理に関するテクニカルなことは特に詳しくはない
価値観は大きく変わっていくけど変わらないもの
相対に対しての絶対感、ツーリング中ヘルメットの中での自問自答に大いに共感する





という訳で何の参考にもならなそうな書籍紹介いかがでしょうか?
しかも梨木香歩さんの本以外たぶん今手に入りにくいのじゃないかと思う
すみません、こんなので

本ってなかなか人に勧めることないじゃないですか
貸すと戻ってこないし
面白がっていただける方がちょこっといたら嬉しいです




そうそう、最後に最近買ったCDを、新譜じゃないですが
グレアム・パーカー&ルーモア「The Up Escalator」40周年エディション
レコードはほんとする切れるくらい聴いた
読書週間
別にリマスターで音が特別変わったわけではないです
でも全体にクリアになって固まり感が逆に増した気がします
別に古臭くない、名盤です
本は勧められないですが、これは勧められますw


という訳で今回も車の話してないじゃん!
天野でした