CITROËN 横浜緑

ハイドロ部長のチョット余計なお話し・・・・


さて、お写真をご覧あそばせ

こちら、C5のドア内張でございます。


現代の車両は、この内張が「プラ製」が殆どで
「安っぽくなったなぁ」と言わせてしまうのが
この部分の素材感になります。


C5の頃までは「ウレタン素材」を使用しており
柔くて固い内張でした。

叩いてみても、バンバン　とプラ製の音はしません

現代車両がプラ製になったのは、なにもコストダウンが
理由ではないのですね、実は不燃性プラスチックや
火災でも有害ガスを出さない素材になっており、一概に
コストダウンではないのですね

では、安っぽい感じをどうすればよいのか？

写真のC5内張のように　凹凸や室内パネルに繋がる
特殊なラインを設けて作成すると、安っぽさが
美しく見えるものです。

お写真を見て、分かるようにドアグリップが巻き巻きして
作られてたり、ドア右側の処理がやたら尖って作成されてたりと
いかにもCitroënらしいドア内張で作られております。

正直に申し上げると、内張素材でもっともよい材料を使ってるメーカーは
メルセデスになります。
1000万円を超える車種構成なので、内張に予算を投入できる環境です
しかも、内張を叩いた時の音は　「うわぁ　スゲー」と思います。

では、造形が良いかと言いますと、ちょっと違う・・・・

シトロエンほど凝った作り込みはされませんね

意外と見落としがちな部分ですが、今後気にして見てみましょう。

メーカーの姿勢がよくわかるパーツでゴザイマスヨ。