さらにさらにブログ公開でゴザイマス
お写真は「初代 DS3」でありますナ
このDS3、発売当時は最強の「オジサマキラー」でゴザイマシタ。
マニュアルターボエンジンの「スポーツシック」と呼ばれる
グレードがありまして、世のヤンチャ世代を経験した
ベテランドライバーが、大勢買いに来てくれた車であります。
そして、何よりも同じDS3を同オーナーが2台、3台と同じDS3を
買換えてくれた世にも珍しい車です。
さて、オジサマキラーと申し上げましたが、実は違うカテゴリーの
お客様にもとても人気の高いDS3です。
実は、自動車メーカーのカーデザイナーのお客様がとても多いのも
このDS3の面白い所です。
私個人のDS3に対してカーデザイナーユーザーは、少なくても9名
いらっしゃいます。
私個人で9名なので、店舗で調べたら相当数の方が購入されてると
思います。
以前、このデザイナーの方々に「なんでDS3なんですか?」と尋ねると
同じ答えが返ってきます。
「デザイナーが好きに作ってるのが分かるから」と皆さま言います
???どーゆー意味でゴザイマスか?
国産メーカーにありがちな話らしいのですが、デザイナーが
作ったデッサンは必ずしも世に販売されることが無いそうです
以前、国産メーカーに勤めてるデザイナー様から、皆さまも知っている
車両のデザイン画を見せてもらいました。
最近発売された小型コンパクトカーですが、その絵はそれはスバラシイく
綺麗な車だったんですね。
いやぁ売れますねこれなら とお話をしましたが
「出来上がる車は、これをベースにしますが我々が望まない形になりますよ
僕たちが ここは見せたいという部分は危険だからとか、一般的に
望まれなないとか、コストが高いなどの理由で違う車になるんですよ」
国産車にありがちな話ですが、ベースを作る方々には寂しい限りのようです。
こんな理由から、DS3を購入するらしいのですねぇ
Citroënの自由なデザイン力は、Citroënの文化なのですが、想像を形にする
仕事をされている方には眩しく、羨ましく感じるそうです。
私もデザインの話しが大好きなので、プロデザイナーのお客様が見えた時は
長い時間 ああでもない、こうでもないと談笑しながらお話なしをします。
そして、この方々の話を無駄にしたくないので、ご来店頂く多くのお客様には
デザイン性とは何か?を可能な限りお伝えしております。
カーデザインには必ず「意味」と「流れ」があるとカーデザイナーの方々は
必ず口にします。
その話が、とても深くて重くて感動します。
そんな方々が買うDS3は、かなりの信念をもって作られた車なんですね
とても勉強になった鮮烈な車です。