皆さま こんばんは
車体デザインを語ると5時間はお話し可能なハイドロ部長ことハラ ナオヒトdeございます。
いきなり「ランボ」です・・・・
カウンタックLP500か400デスナ
大昔「スーパーカーめんこ」がガキンチョ時代に流行りまして
カウンタックの大面メンコが宝物だったのは私だけではないかと・・・・
今見ても「漢の車」ですなぁ
カッチョ良い・・・・
カウンタックのデザイナーは かの「マルチェロ・ガンディー二氏」でゴザイマス。
お名前の通りベタベタのイタリア人でございまして、今もご存命でござる
スーパーカー世代の方々にはご存知の「ランチャ・ストラトス」「ランボ・ミウラ」など
まぁ すんばらしい車をデザインされました。
フランス車のサイトでイタリア?と思われますが、当時はPEUGEOTもCitroënもイタリアの
カーデザイナーに車体デザインを依頼しておりました。
実は、日本車も数台イタリアデザイナーが手掛けておりまするゾ!
では、我らがCitroënはどんな車が、ガンディー二氏の手でデザインされたか?
コヤツですな
ご存知「BX」です。
フランス風味で発音しますと「ベェ イクス」と読みます。
見る方によれば「戦車じゃん!」と言われてしまいそうですが
私から見たら「誰がみても ガンディー二デザインだな」と
納得のデザインです。
当時の車は、見ただけでデザインナーが誰なのかが分かりました。
デザイナーとしての癖と言いますか「流れ」が分かりやすい痕跡を
車体デザインに残すので、ちょっとお勉強した人には分かるデザインでした。
でも、スバラシイと思うのはランボもBXも発表から40年経過するのに
古いと分かっても、古臭く見えないのはデザイナーの真骨頂でして
いまだに「綺麗」と言わせてしまうところがスバらしい・・・
ちなにみ、ガンディー二と双璧と言われるデザイナーは「ピニンファリーナ」ですナ
皆さん大好物のフェラーリを未だにデザインしておりまする。
しかも、兄弟会社であるプジョーをデザインしていたのもピニンファリーナです
名車「205」「306」「406クーペ」などは、傑作中の傑作でした。
最近は、どのメーカーも社内デザインが多くなり、ちょっとツマラナイ・・・
またイタリアの巨匠たちが想像するカーデザインを見てみたいものですナ