こんにちは、天野です
暑かったり寒かったりしておりますが
皆様お元気ですか?
NHK・FMで土曜日の夜に大友良英さんがジャズの番組をやっていて
ちょっと前に100年前の録音のレコードがかかって
当時レコーディングはもちろんアナログでマイク1本で
マイクの音をそのままレコードの盤面に刻むいわゆるダイレクトカッティング
だったわけですが
その音の生々しさというか鮮烈な感覚は
うちの小さなお風呂ラジオでも結構強烈でしたね
100年前というと1923年
オートモービルシトロエン(当時はアンドレ・シトロエン商会?)
は創業から4年目でその前年の秋にパリサロンで発表した
5CVが好調で、ナショナルジオグラフィック誌との共同取材で
サハラ砂漠横断をハーフトラックで行ったりしてます
世界情勢を見ると前年にイタリアでムッソリーニが政権を取り
ヒトラーがドイツ労働者党を立ち上げ前の大戦終了から5年で
次の戦争へ突き進んいく時期でもあります
かくいう我らがファウンダー・アンドレシトロエンも一次大戦で財を成して
自動車の生産に参入したわけですが
日本ではこの年の9月に関東大震災が起こりました
もちろん当時の自動車どの車もボディの外側に車輪の付いたクラシカルなタイプです
現在でもフォーミュラーカーは外輪ですが(あとスーパーセブンとか)
車輪がボディの内側に入るのはシトロエンではDS(1955年)が最初のようです
といってもDSを見ていると外輪にフェンダーを付けてその上にヘッドライトを置く
それまでの自動車のデザインセオリーからそう逸脱してるわけではありません
前後フェンダーもちゃんと外れるし
大友良英さんというとやっぱり「あまちゃん」の音楽が有名ですが
個人的にはそのもっと昔、渋さ知らズやヒカシューのライブにゲストで参加して
自作?のギターだか何だかわからない楽器でせひたすらノイズを出す人という印象が強いです
ノイズの人から印象が変わったのが「山下毅雄を斬る」というアルバムでした(1999年?)
まあもともとはエンケンさんの歌う「ジャイアントロボ」を聴きたかっただけなのですが
そのほかの曲も懐かしく面白く、子供のころ何気なく聞いていたテレビから流れる
山下毅雄氏の音楽を再発見できた僕の中では名盤です
この人のラジオ面白いです、柔らかく淡々とでも先人や現役のジャズに対する
深い造詣と尊敬を感じるいい番組だと思います
今日「GoGoBerlingo」キャンペーンの内容を確認しようと
シトロエン・ベルランゴで検索したらトップに
「ALL NEW RENAUT KANGOO」が出てきた!
やるな!ルノージャポン!ちゃんとお金使って販促してますねw
というわけで天野でした