本日第二弾!
意外と皆さま好物「タイヤ」のお話ですな
シトロエンといえば、ミシュランタイヤが標準装備な訳ですが
最近の最新鋭は、グットイヤーやブリジストンも履いてます
ミシュランファンの私としては、ちょっと残念・・・
少々夢のないお話をしますと、日本に輸入されるシトロエン車は
ミシュランタイヤを標準としておりますが、諸外国だと全然違う
タイヤを装備してたりします。
ブランドイメージ等の関係でミシュランを履いたり履かなかったり・・・
実情はこのような感じでゴザイマス。
かつて話でございますが、その昔、シトロエンが経営危機に陥って(倒産ですな)
そのシトロエンを手助けしてくれたのがミシュランタイヤだったのですな
そのしがらみで、シトロエン車は全ての車両にミシュランを標準装備しておりました。
シトロエンはプジョーと同族会社となり、グループ化されたのでミシュランを履く理由が
なくなったのですが、ブランドイメージと特異な乗り味を発揮するのにミシュランが最も
適してたので、現在もミシュランタイヤを履くケースが多々あります。
シトロエンとミシュランの繋がり話はここまでとして、ミシュランタイヤの性能&特性話を少し・・・
タイヤメーカーも自動車メーカーと同じで、「色」が存在します。
タイヤメーカー色とは「固い」や「柔い」みないな感じですな
我らがミシュランの最大の特徴は「軽さ」でゴザイマス。
あと「排水委性能」です。
ミシュランタイヤは世界最大級のタイヤメーカーで、お値段もかなりお高め
でも、OEMと呼ばれる量産車両に履かせるタイヤとしても世界トップです
値段が高いのに標準タイヤとして指定されるのは何故?????
やはりタイヤ性能がオールラウンドで高いからと、タイヤが走行距離により
すり減っても排水性能が落ちないことが標準タイヤとして選ばれるのでしょう
日本国と違って、欧州では超高速道路が大陸間を繋いでおり、雨天に限らず
150㎞以上の速度で数時間から数十時間を走らなくてはならない環境にあるため
タイヤ性能が車の性能とリンクしてしまうと考えられます。
タイヤの性能部分において、価格が高くても標準仕様にしなくてはならない事情も
あるのかもしれませんね。
また、シトロエンにおいては「軽さ」が最大の武器になります。
シトロエンの乗り心地の良さに関しては、語るまでもないですが
サスペンションをよりよく動かすためには、「軽さ」は必須です。
スタッドレスタイヤを交換したことのある方なら分かると思いますが
タイヤ1本の重さは相当なものです。
私のように腰に爆弾を抱えてるものには、あのタイヤを持つなんてことは
地雷原に突入するみたいなモノです・・・・(汗
タイヤを軽くすることで、サスペンションの上下動が恐ろしく変化します。
100g変わるだけでも乗り味がハッキリ分かるものなんですな
この軽さの話は、すごく深い話で、タイヤメーカーの技術力の差になります。
現在のタイヤは、ラジアルタイヤが一般的です。
タイヤを作るに工程で「のり」を使うのですが、タイヤとは木の年輪のように
ゴムを張り付けて丸いタイヤにします。
この貼り付け部分に「のり」で張っていくのですが、この「のり」が
かなりの重量になってしまうわけですな。
ミシュランは「のり」を特殊な作り方をしており、軽く作れるとのことです。
私の担当するユーザー様で、国産タイヤメーカーで品質管理改良部門の方が
いらっしゃいます。
要は、タイヤの原材料のプロフェッショナルです。
この方がご来店時に「オタク」話をよくお付き合いいただいてるのですが
やはり、ミシュランの「のり」に関しては、どんなに研究解析しても
良くわからないらしいのです。
まさしくミシュランの「色」なんでしょうね
今では、他社タイヤを履いているシトロエンですが、やはりミシュランが
鉄板になってしまいますね。
タイヤは、高額パーツなだけに、どうしても値段でみてしまう部分がありますが
今後、タイヤ交換をされる方は、ちょっとお考え頂いて交換を検証してみては
いかがでしょうか?