CITROËN 横浜緑

皆様お元気ですか？

母の日ですね
全てのお母さんに感謝を込めて
偉そうなこと言ってもみんなママから生まれたんだから
感謝と慈しみの心をすべての生きとし生けるものへ



連休明けに黒部ダムに行ってきました
ずっと行きたかったんですよ

天気がいまいちだったので心配でしたが
無事行って戻ってまいりました

自宅から直接行くと車でだいたい4時間弱くらい
長野県の大町の扇沢というところまでしか車は入れなくて
そこからはバスになります

松本から路線バスもあります

うちの家内は高いところがからっきしダメなので辞退
長男は仕事だったので
娘と二人で朝早く出かけました

ダム見に行く前に娘が美ヶ原高原に行きたい
というのでちょっと寄り道して
ビーナスライン通って美ヶ原に行ったのですが
霧がひどくて、もう空飛んでいるような感じｗ
ビーナスラインを走っていたのが8時くらいだったので
ほとんど対向車も無く走れたので何事もなかったですが
交通量が多いと危ない感じでしたね

肝心の美ヶ原も霧の中で
反対側の道路はがけ崩れで通行止め
ただ行ってみただけになっちゃいました


さて扇沢です
ここからはバスです
関西電力が運営しているだけあって電動バスです
天井のパンタグラフから急速充電されるそうです
（その昔のトロリーバスからの伝統？）
扇沢駅にはトロリーバスの資料館もあります

音の静かさと坂道をぐいぐい上っていくトルク感は流石電動！

扇沢から黒部ダムに抜けるトンネルは映画「黒部の太陽」でもおなじみの
ダム建設の最難関、物資輸送の肝となったトンネルです

黒部渓谷は高低差が激しく水力発電に向いている地形だということは
戦前から知られていましたがそこにダムを造るには
物資輸送に大きな問題があり、なんせ馬かヘリでしか物を運べない
扇沢から黒部に抜ける大トンネル掘削こそがダム建設への第一歩だったそうです

黒部側と扇沢側の両側から掘り進んで
途中有名な「破砕帯」と呼ばれる岩盤の中で岩が細かく砕かれて地下水を多く含んだ地層
を通る難工事を経て関電トンネル完成
１９６３年に貯水量２億トンの巨大ダムが完成し
関西地方の高度成長期の電力を支えました

黒部ダム名物、ダムカレー！
ごはんがアーチダム形状になっていますｗ

黒部ダムは当初アーチダムで設計されましたが
両側の斜面の岩盤が思ったよりもろいことが建築途中で発覚

両側の折れ曲がっているところから外側は重力ダムに設計変更して
全体の負荷を下方向に下げるようになっているそうです

お土産に買ったダムケーキ！


今月はダムの話題で１か月乗り切りますｗ

写真はともかく文章がまだトンネルから出てませんから
次回に続きます

天野でした