CITROËN 横浜緑

みなさま　こんばんは

シトロエン横浜緑のハイドロ部長こと

原　直人（はら　なおひと）です。


さて、お写真の車が新型C4でゴザイマスな

マイナーチェンジなので、顔とオシリ、内装が変更しました。

一番すごい変更はエンジン＆トランスミッション！

我々プロの販売員は、動力部分に執着しちゃいます。。。。



エンジンは、既存の1200㏄3発を60％新規作成したエンジン

やたら静かになって、ちょっと物足りないくらい・・・

振動を極力抑えたのかな？3発特有の振動なナッシング！

タイミングベルトからタイミングチェーンに変更して

強度重視の変更、やたら高圧力の噴射ポンプを搭載して

燃料燃焼を高めております。


一番きになる変更点は「E-DCT」と呼ばれる新型ミッションですな

俗に言う、ツインクラッチです。

昔から、ﾌｫﾙ〇ｽ・ﾜｰｹﾞﾝがお家芸として使用していたミッションでして

マニュアルトランスミッションを自動変速させる優れものでした

パワーも出るし、燃費も良い、ダイレクト感満点のミッションで

「羨ましいなぁ」と私が思ってたシステムですナ。


「E-DCT」なんて名前だから電気仕掛けで動くのかと期待しましたが

シッカリ油圧駆動でした・・・・

E-DCTの「E」は、電動モーターの事で、発進時や巡航時にモーター駆動する

ハイブリットシステムの事らしい

ミッション内部に駆動モーターを設置するのはちょっと珍しい

駆動ロスを考えると理に適うけど、「だいじょうぶ？」と感がてしまいます


では、実際運転してみようぉ


本日、ナンバーが取り付けられたピカピカの新車が用意されたので

スーパーハンドリングｂｙハイドロ部長でございます。


発進時：おぉ　モーター発進でヌルヌル発進するじゃありませんか
　　　　通所のＤＣＴだと、構造上ｶﾞｸｶﾞｸ発進なのに上手く処理されてる・・・

切替　：モーターからエンジンに切り替わるのだけど、この部分の切り替わりは
　　　　パワーが一瞬切れるので、失速した感じを受けるのだけど、新型Ｃ４は
　　　　これも難なく切り替わり気になりませんぞ！

加速　：常用速度まで加速すると、今までの1200㏄だと過給機に頼ったピーキーな
　　　　加速をしてたけど、新型はＮＡエンジンみたいに加速する
　　　　恐らくですが、発進時の低速はモーターが駆動するので、エンジンパワーを
　　　　低速に降らなくてよいので、低速部部を犠牲にして中間速にエンジン特性を
　　　　降っているんでしょうねぇ　ターボ感を感じない加速が大人っぽい感じ

巡航　：まだシッカリ乗り切れてないけども、恐らく巡航時にもモーターがアシスト
　　　　するのかな？低排気量ガソリン車にありがちな「加速しっぱなし」はなくて
　　　　トルクが薄くなるとモーターが補助する感じがありますな（調べないとよくわからんです）


なかなかに、優れておりますな

大人な感じですが、ツインクラッチの醍醐味は、やはり切れのある変則感です。

エンジン回転を3000rpm以上回して最大トルク値で変則させると、小気味よく

「ｶﾞﾂﾝ!ｶﾞﾂﾝ！」て変速する。

すごい楽しいゾ！

ミッション自体はとても小さいけど、中身が詰まってるので、アイシン製８ATよりも

実は20㎏くらい重いミッションなんです・・・

重量配置の関係かなぁ・・・　AT8よりもハンドリングは軽く感じる

バランス重視で作ったのが良く分かるエンジン＆ミッションですなぁ


このエンジンシステム、夏に発売のC3にも搭載予定なんですが、軽い車体に搭載したら

かなり凶暴な感じがする

色々と楽しみが増えました。

当店のC4デモカーは、もう試乗可能です。時間がありましたら乗ってみてくださいな