スタッフブログ

天野 恭太郎

100周年だよ全員集合!完結編

[2019/08/31]

スタッフ:
天野 恭太郎
カテゴリー:
シトロエンについて
オッス!
声が小さいぞ、もう一度! オオッス!

という訳で、3回にわたってお送りしてきた「100周年だよ!全員集合」も今回が最終回です、お付き合いいただきありがとうございます。

シトロエン横浜緑、遅れてきた新人天野です、ベーシストですからもちろん真ん中でお客に「オッス!」と挨拶するわけですw
2CVアラカルトは原さんが紹介してくれたので、ちょっとあっさり目で

前にも書きましたがここは現在PSAのテストコースだそうです
フランス革命時に焼き討ちにあって取り壊されたお城をそのまま放置してテストコースとして使用しております。
国内で想定される路面状況、砂利道、アスファルト、石畳などいろんな路面とカーブで構成されております。

かなり広いところで中には湖?池?もあり、別荘地のようです。



前回紹介したバス、よくわからなかっとのでインターネットで色々検索してみましたが、やはり分かりませんでした。
ちょと時間をください

シトロエン バス で検索すると一番たくさん出てくるのが「CITYRAMA」という総ガラス張りのバス
おそらくパノラマの掛けた造語なのでしょう
「Currus:クルス」というコーチビルダーに50年代シトロエンが依頼して作らせたパリ観光用のバスだそうです。
頭に突き出た角?これは何に使うのでしょうか?

記憶の片隅にあった映画「地下鉄のザジ」に出てきたのってもしかしてこれ?
って思って調べたらやっぱり当たってました!
とってもキュートな映画ですのでフランスの旧車好きはジャック・タチの「ぼくの伯父さん」と共にお勧めです。

カラリングとかヘッドライトとか往年の小田急ロマンスカー:3100系NSEみたいですね。


まあ本編とは全く関係ありませんが
下の写真は今回のイベントで撮影されたものですが
この顔の「CITYRAMA」もあるみたいなんですよね
たぶん60年代のものだと思うのですが

このトラックも画像検索には引っかかるのですが、なかなか核心に行きつかなかったのですが、やっと少しだけわかりました

これは「Belphegor:ベルフェゴール」というシリーズで、1964年にフラビオベルトーニによってデザインされたトラックのシリーズで3.5トンから8トンまであったようです。

それにしてもユーモラスな顔です

最近は威嚇するようなフェイスの車が増えていますが、こんなのとすれ違ったらニコニコしますよね。


タルボやパナールみたいに合併したり、シムカがマトラを傘下に持っていたりした時期があるので、案外そのあたりにヒントがあるかもしれないと思って調べていましたが、当時フラビオベルトーネはシトロエンのデザイナーで乗用車もデザインしていましたので、意外と純血な成り立ちでした。

その後このシリーズの拡大のためにベリエというトラックメーカーを買収したりしています。

商用車とトラック、バスはあまり大きく扱われることが無いですが、奥が深いです。





おなじみクサラ、シトロエンのレーシングカラーに塗られたラリーカーたちです



このBXはブレークかと思ったら2ドアです
乗用車ベースの商用車もフランスにはたくさんあって
おそらくその仲間なんだと思います、ちょっとかっこいいですね



そして最後は見たことのない色のC6
かっこいい!

伊達者ですね、これはよっぽどキャラクターの立った人でないと、と思います。

伊達者と言えば、アラン・ド・ロンさん倒れる!というニュースをちょっと前に見ましたが、大丈夫でしょうか?
NHK BSでやってたロングインタビュー見ました、やっぱり年とってもかっこいいです。

僕が子供のころのフランス人と言えばアラン・ド・ロンとジスカール・デスタンですかね。
ジスカール・デスタンは母が「かっこいい!」って言ってた覚えがあります。

例によって脈絡もなく書き連ねてみましたが、何はともあれ100周年!
皆様のご愛顧で紆余曲折ありましたがブランドは生き続けてみました。
乱暴なことを言ってしまうとシトロエンは時代時代で様々な車を作ってきました、
変化続けるのがシトロエンです
たかだか100年!
フランスの工業製品に伝統という概念は似合いません、常に進化することが伝統なのです。
ですからデザインも技術もシトロエンらしいものなんて実は何にもないですし、またシトロエンらしくないものも何にもないんだと思います。
これからの100年!どう変わっていくのか、どう生き残るのか、楽しみです。






さてお送りしてきました「100周年だよ!全員集合!」これにておしまいです、風邪ひくなよ!歯ぁ磨けよ!というわけで、また来週!

天野 恭太郎

続・100周年だよ全員集合!

[2019/08/23]

スタッフ:
天野 恭太郎
カテゴリー:
シトロエンについて
≪前回のあらすじ≫
フランスの北西部、ノルマンディに近いラ・フェルテ=ヴィダムの古城で開催されたシトロエン100周年の記念イベント。
ヨーロッパ中?いやさ世界中から集まったシトロエン血液の濃いマニアックな人々の集いに我らがエージェント伊藤邦彦が単独潜入。
世界中のレアな歴史的アイコンのシトロエン車たちと陽気なマニアたち!
果たして伊藤の運命やいかに!
はいっ!こんにちは、天野です。
皆様元気ですか?
夏の疲れは少し涼しくなった頃に出る、と申します。
日焼けの後を懐かしむ年ではありませんが、皮がむけるほど焼いた遠い昔をはるかに超える大昔の車と最近の車を交えながら
ゆく川の流れ絶えずして、すべてシトロエンです。

何てったって100周年!さあさ皆様ご陽気に!
という訳で始まりました、全員集合!2回目です!




そうそう、前回ディアーヌの後継でAMIが作られたような書き方をしてしまいましたが
AMIが生まれたのはディアーヌが生まれるずっと前でした。
お詫びして訂正いたします。


さて上はトラックとバス?戦前戦後にかけてシトロエンも色々な実用車を作っていました
今でもコマーシャルカーはありますが、基本乗用車しか色々な資料に出てこないので詳細がわかりません
かろうじてHトラックくらいですかね、商用車でアイコンとされるのは
こちらはハーフトラック、大陸横断をナショナルジオグラフィックと組んでやった時の車ですね。

ハーフトラック誕生の陰にはロシア革命があります、もともと冬の厳しいロシアの道路で自由に動き回れるように考えられた車です。
この話長くなるのでまた今度にしますが、以前どこかのブログに書いたはず!
今度探してみます、書いた本人も細かいことを忘れているので。
これはオシュモシュ?って思ったら、最近イギリスの展示会で100周年記念事業で発表された“AMI ONE”というコンセプトカー、いわゆるシティコミューター、電気自動車で航続100㎞、カーシェアリングの提案だそうです。

eメアリ(後で出てきますよ)もそうですが地方自治体とコラボレーションして観光用のレンタカーみたいな使い方を考えているようです、新しいかも!





そしてマセラッティ:シトロエン時代のグランツーリズモSMです、これも独特ですよね、似ている車が他にありません。

この当時のマセラッティブランドの車カムシンやメラクやボーラのブレーキやパワステなどにはハイドロニューマチックが流用されていました、ボンネットを開けるとグリーンのアキュームレーターが並んで収まっているのを見たことがあります(多分カムシン、ミッドシップのボーラはどこにアキューム収めてたんだろう?)
SM放牧中
そしてここからキンキーなファミリアールさんたち
もうやりたい放題ですw
これが自動車を楽しむって事でしょうか。
ビンテージカーだから大事大事にノーマルのまま保管、なんて考えはこの人たちにはありません、車は道具です、自分の使いやすいように、目的や嗜好に合わせて変えていく!文句あるか?ってなもんです。
そしてこれがSM「OPERA」
SMを30cmストレッチして4ドアにファストバックからノッチバックへ屋根も少し高くなっています、世界で7台だけ作られたそうです!
何だかわからないけどすげえ!

そういえば昔、国連のアナン事務総長がフランスで大統領に面会するときにC6のストレッチリムジンに乗って大統領府に到着した映像を見た覚えがありますが、あれもインパクトありましたが、こっちのほうがはるかに強烈ですよね、だって元の形がわかんないですもん。
先ほど話題に上ったeメアリ
カクタスのデザインをモチーフに往年のレジャーカー。メアリのコンセプト現代に蘇らせました。
これは初めて見ましたね、雰囲気から行くと70年代っぽいですが、知っている人がいたら教えてください。
どこかのバス会社のOEMなのでしょうか?
ちょこっとだけラリーに出た四駆のBX、ガンダムみたいです。
C5Ⅰ型、この向きからのデザインがものすごく好きです、何て言うかジェット戦闘機みたいな美しい流線形!
C5Ⅰ型はコンセプトとしてはセダンとミニバンの間を狙って作った究極の実用車だと思うのですが、バカ広い室内とこれまた狂ったように広いカーゴスペース!でもこんな美しいボディラインを持っている、これは売ってた人と持ってる人しかしらないひそやかな楽しみでした。
総生産台数5年間で12000台足らずのSMがこんなに!
2CVはさすがにたくさん集まりました


さて次回は全員集合最終回、まだまだ貴重な写真があります
お楽しみに



シトロエン横浜緑は今週末から週替わりスペシャルセールが始まります!
消費税増税前に駆け込み大歓迎です!
皆様のご来店をお待ちしております、天野でした。

天野 恭太郎

100周年だよ!全員集合!

[2019/08/19]

スタッフ:
天野 恭太郎
カテゴリー:
シトロエンについて
相変わらずお暑うございます、皆様お元気でしょうか?

この間ちょこっとラジオで聞いたんですが
僕らの子供時代、仮面ライダーか何か特撮ヒーローものの番組で
敵側秘密結社(仮面ライダーで言うとショッカー:素晴らしいネーミングですね)
が日本上空にもうひとつ小型の太陽を作って東京の気温を上げてしまえ!
というエピソードがあって、その時の敵側の目標気温が38℃!
って今じゃ普通の気温じゃん!






さて今回は去る7月19日から3日間、フランスはパリ郊外 ラ・フェルテ=ヴィダムで行われたシトロエン100周年ミーティングの様子を写真盛りだくさんでお送りします。

その道では有名人!弊社伊藤邦彦が自腹で参加してまいりました。
お土産の膨大な写真からランダムに選んでできる限り、
現地の熱気を感じていただければと思います。
フランスはもとよりヨーロッパ各地から集まったシトロエンが1万台!
会場のラ・フェルテ=ヴィダムはいわゆる城跡でフランス革命時に破壊されたまま保存されている、かつてミシュランがシトロエンの開発とテストのために買い取った812ヘクタールという私有地としては国内最大の敷地を誇るテストコース併設の施設だそうです。

まずはこのピックアップトラック、チョップドされたZX(大昔にレンヌで見たことある!)かC15かこの角度からはわかりませんが
道中からすでに血液の濃そうな感じがします。
でもミーティングは極めて穏やかに開催されたようで
基本的に伊藤の写真は車のものなのですが時々移る人々の表情がすごくリラックスしていて
純粋に100周年を祝って楽しんでる感じがありました。




個別にコメントをつけているときりが無いので、ご自慢のシトロエンを見せてもらいましょう!
ここは現在もPSAのテストコースとして使用されていて
トヨタが最近作ったサーキットコースみたいのじゃなくて、ヨーロッパの道路事情に即した様々な路面の石畳や未舗装路、緩やかなアップダウンが続くワインディングやヘヤピンやS字カーブが連続する実地コースになっているそうです。
シトロエン(だけじゃないでしょうけど)の走りはここから生まれているのですね。

お!元祖C6!
XMになると既に最近の車の感じがします。
XMの形は今見てもすごいですね!かっこいい!
特にこのグリルが小さな前期型の未来感は半端ないです!
トラクシオンの隊列!
以前中央のブログに書きましたが(そのうちアーカイブします)トラクシオンの最大のエポックはこの車高の低さ!
FFレイアウトと世界初の量産モノコックボディがもたらした車高の低さが長期にわたり生産され続けた最大の要因であったと思います。

ディアーヌさん達、日本ではあまり見ることないですが、2CVとDSの間を埋めるべく作られたディアーヌ、2CVの高級版というだけではない魅力があります。
この路線がAMI、VISA、AXへと続いていくのですかね。
DS21がこんな居並ぶともうウツボの水槽のようですw

DSは今見ると「自動車作るつもり無かったでしょう?」と思いますね

デティールは確かにフランス人が憧れるアメ車の具現化なんでしょうけど
(この話をし始めるとゴダールやストラヴィンスキーの話までいかないと終わらないのでまたいつか)全体のフォルムがあまりにオリジナルすぎて空前絶後です。
DSとブランドを分けてからシトロエンオリジナルDSはDSブランドのものの様な扱いになっていますが、DSはシトロエンですよね!
ブランドを遡って分ける意味と気持ちが僕にはわかりませんが、まあ戦略なのでしょう。

戦前のシトロエンも魅力的です。
それにしてもきれいな車です
Hトラック
車種別に集まっているようで
このあとどんどん見たことない車が出てきます

2年半前にコンセルヴァドアール見学に行きましたが、今回集まった民間で持ってる車のほうが生きた車な感じがあります。

実際に生活の中で現在使っているかどうかはともかく、愛して持っているオーラを車に感じます。
下は「プチシトロン」5CV・TypeCです
世界初のフィメールコンシャスカー!
この車のヒットがシトロエンを世界的な自動車会社に押し上げました。
1922年のことです。

「100周年だよ!全員集合!」はまだまだ続きます、写真が山のようにあるんです
また次回! 天野でした。




天野 恭太郎

≪アーカイブ≫クサラというクルマ

[2019/08/14]

スタッフ:
天野 恭太郎
カテゴリー:
シトロエンについて
皆様、お盆休みいかがお過ごしでしょうか?
天野は高校野球見ながら酔っぱらっています

今回は時間があるので、大昔に書いたブログで評判が良くて
自分でも気に入っていて、既に読めなくなっているものをアーカイブしようと思います。
第1弾は「Xsaraというクルマ」です
2012年12月10日にシトロエン青山のブログに天野が書いたものです
シトロエン青山閉鎖に伴いウェブサイトも閉鎖されていて読めなくなっています

自分としても力作でしたのでここで再度上げさせていただきます

といいましても天野の手元にもハードコピーしかないので
コピペで一丁上がりってなわけにはいきません
一個一個読んで写して打ち込んでいくという
およそ向いていないw作業が続きます、読んでいただければ嬉しいです。

それでは!
シトロエンクサラという名前の車がありました
コードネーム(型式)は初期型がN6、その後フェイスリフトしてN7になります

ちなみにN2はシトロエンZX、N3とN5はプジョー306です

日本ではクサラという読み方で統一されていますが綴りはXsaraで
エグザーラと呼ぶかたもいらっしゃいました
意味はどうもギリシア神話の女神の名前に由来しているというのが通説ですが、当時のシトロエンのネーミングメソッドにのっとってXから始まる造語でなるべくエギソチックな響きのあるものが選ばれたみたいです。

ヨーロッパでのデビュー時の広告にはスーパーモデル クラウディア・シーファーを起用!(気合入ってました)

クサラのデビューは97年、シトロエン初の世界戦略車であり
シトロエン初のオールCADデザイン車であり
シトロエン初の水性ペイント車であり
シトロエン初のイモビライザー装備車であり
おまけに後期型はシトロエン初のマルチプレックスと呼ばれるデジタル信号・光ファイバーで車両内情報をやり取りするビルトインシステムインターフェイス採用車です。
(のちに出てくるC5に比べるとクサラのマルチプレックスはやはり不完全な感じがします、それはマルチプレックスを前提に設計されていないからでしょう、ジェミニ:良心回路が不完全なジローキカイダーみたいなもんですねw)
 ついでに言うと前期型はセルフステアリング・リアアクスル(後輪の車軸をラバーマウントにしてコーナリング時に遠心力で左右のホイールベースを変化させる原始的なパッシブ4WS?)搭載の最後の車になりました。

クルマの話をたまには書こうとと思いたって一番になぜクサラなのか?
それは天野が単に好きだから、です。

でも新しい車や歴史的に意義がある2CVやDSのことはみなさんあちこちで読めますでしょ?
今更クサラについて書こうなんてのは僕ぐらいじゃないかと

個人的なことで言うと97年の9月、天野はクサラデビューのワールドプレミアに参加することが出来た思い出のモデルです

15年前!(注:2012年当時)天野が洋服屋からクルマ屋になった翌年のまだ駆け出しの頃のことです。

初のヨーロッパ出張!Xsara発表会、レンヌの工場視察、フランクフルトショー見学とかなりタイトな日程でしたがものすごく勉強になりました。
(いまレンヌ工場はプジョーを含めた大型の乗用車工場になっていますが、97年当時はシトロエン専用工場でクサラもレンヌで作られていました)

レンヌ工場から帰ってきて駅でTGVの写真を撮っているうちに一緒にいた方々とはぐれ皆様にご迷惑をおかけした。
しょうがないので勝手に地下鉄でホテルにしゃあしゃあと帰ってきましたが。
(あとで当時の営業部長が「あいつは何なんだ!」って社長に怒られたそうですw)



翌年日本でも発売開始、当初は1800ccのSX(ベーシックグレード)とExclusiveの2車種でした、その後ブレーク(ステーションワゴン)とスポーツモデルVTSクーペ(こいつがまた面白い車で、ある意味シトロエン最初で最後のスパルタンモデル!)が追加され、5ドアは1.8が終了した後は1.6と2.0の2グレードに変更、ライトウエイトスポーツのVTRもありました。
当時の日本のシトロエンでは珍しく3つのボディ形状と2つの排気量ラインナップ、計6車種を用意しておりました。

クサラの魅力は何といってもそのデザイン
ミニエグザンティアを標榜しながらも独自の世界があり、その造形はかなりユニークで複雑です。
まず、絵になかなか描けない、見ても描けない
紙に絵で描こうとするとぐにゃんとした何だかわからない物体になってしまう
街中ですれ違っても何だか印象が色々で、やっぱりぐにゃんとした物体が走ってきたように見える。
光の当たり方や見る角度によって車の印象がものすごく変わる

これってある意味ものすごくフランスらしいと思いません?
クルマのアールヌーボ的な
すぱっと分かりやすいデザインを拒絶してあえてわかりにくく作って、どうだ!みたいな感覚

そういう意味では世界戦略車と言いながらフランスらしさ(というかフランスの中華思想的なもの)全開で喧嘩売っている感じがしなくもない。

初期型クサラ真正面から見ると2CVにどことなく似ているのもちょっとした洒落っ気を感じます。

そしてクサラといえばラリー!
キットカー時代からブガルスキーを擁してターマックでは無敵!
WRカーになってからもローブという天才ドライバーによってグラベルでも強さを見せシトロエンをチャンピオンコンストラクターに何度も導きました。
エンジンや足回りはもちろん専用設計だったりかなり手が入っていることは間違いないですが、シャーシは量産工場からシトロエンスポールに送ってそこで切り貼りして作っていたらしいので、基本的な設計がかなり高かったんだと思います。

クサラも中古車市場で個体数が少なくなってきました、2004年モデルが最終なのですでに8年が経過(注:2012年現在)していますので仕方がないことなのかもしれませんが。

リアドアがリアフェンダーアーチを兼ねているぶつけたときにお財布に優しい構造
ルームミラーがドライバーの目線の高さに合わせて上下するダブルボールジョイントミラー
ドアとボディの重なる部分を凹凸に重ね合わせて強度を保ちサイドインパクトバーを取り去った独自の安全思想
シトロエンらしい大柄でたっぷりしたシート(一体発泡としては珠玉の出来だと言われていました)
クサラにはシトロエンらしさやシトロエンらしさになり損ねた装備が満載でした。

心無い雑誌なんかにはシトロエンデザインの迷走期扱いですし
日本のマーケットでは必ずしも成功したモデルとは言えないかもしれませんが、このサイズ感、いい意味で半端なスタイル
これってシトロエンだなあ、と改めて思っています。


ご愛用のお客様、どうか大事にしてください。




いかがでしたでしょうか?クサラ好きになってくれました?

最後の写真は天野が北海道で撮ったスタート前のカルロスサインツです。

ちなみにラリー札幌で優勝を決めたセバスチャンローブ(この時はC4だったけど)が目を入れたダルマは何故か我が家にありますw




このあとエグザンティアについても書いています
また機会があれば掘り起こしたいと思います


それではお店でお会いしましょう。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

橋爪 悠希(ルーキーです、お手やわらかに・・・)

またしても色の話

[2019/07/07]

スタッフ:
橋爪 悠希(ルーキーです、お手やわらかに・・・)
カテゴリー:
シトロエンについて
 皆様こんにちは。シトロエン横浜緑の橋爪です。
シトロエン・C3には, SHINE と FEEL の2グレードがありますが,
SHINE のボディカラーはツートン, FEEL は単色です。

 C3のデザインはとても個性的で,
街中で見かければ一瞬で『アッ!』となるものですが,
カラーによってだいぶ印象は違うものです。
 ポップとシックの振れ幅が大きいですよね。
また,ベースとなる色が同じでも,差し色が違えば
印象は大きく異なってきます。
サーブルに白だとなんだかカフェラテっぽい感じがします。

 因みに個人的な好みを申し上げれば,
私が一番好きなのはオレンジパワーです。
おそらく,C3の中でも一番台数が出ていないのでは?
 そして,単にオレンジパワーというだけでなく,
グレードは FEEL 。そう,単色のものです。

 明るい色は,単色の方が似合うような気がします。
オレンジパワーに白の組み合わせも好きですが。

 ベースグレードっていいですね!!