明けましておめでとうございます。
シトロエン横浜緑の成田(なりた)です。
当店の営業は昨日より再開しております
ただいま、シトロエン横浜緑のショールームにて「名車」を
展示しております。
シトロエンが誇る名車「DS」です。
発表から50年以上経過するオールドシトロエンですが
現車を見ると眩いくらいのオーラが立ち込めていて流石シトロエンと
関心してしまいます。
展示のDSは「DS23」1973年製の大型DSになります。
内外装をレストアした綺麗な個体です。
屋根からリヤの絞り込んだ「シトロエンライン」は現行車のシトロエンに
現在も受け継がれます。
「斬新」「革新」と言われるシトロエンですが意外な面で「保守的」な部分も持ち合わせます。
クラシックは不滅と言うことでしょうね。
内装はファブリックです、すべて張替済みです。
当時のオリジナルを再現しておりツッパリ感のない生地を使っているので
シートはフカフカです。
ハンドルが斜め左に傾いていますが実はこれが正位置になります。
左ひじをドア枠に乗せて楽な姿勢で運転できるようにハンドルの受けを
親指で操作できるようにと斜めにセットされています。
(ホントかなぁ・・・)
右端に見えるのは「肘掛」です、なんと取外し式です。
ヘッドレストが妙に凝っています。
長距離ドライブを想定して頭を休めながら運転可能になってます。
なんか寝てしまいそうですね・・・
たぶん、私のベットと枕より質感とフィット感はDSのシートのほうが
遥かに宜しいと思います。
ボンネット正面のカストロール製「LHM缶」がオールドで良いですね。
ご存知の方が見ると「あれ?なにこのDSは???」と思います。
当店展示のDS23はちょっと秘密が・・・・
実はエンジン内部を相当変更しております。
「インジェクション仕様」になっております。
それに伴いエアマニホールドや点火系、排気系も改造しており
現代の走行にも耐えられるように改造しております。
最新鋭とまでは言えませんが、十分なスペックを誇ります。
ピッカピカにメッキ処理されたLHMタンク、なんで光ってるのでしょうか?
ドラム缶のMINIバージョンですが、オリジナルも同様のドラム缶を使ってます。
「今風」の新型装置が沢山取り付けられてますね。
なんかサイボーグの用です(笑)
邪道と言う方もいらっしゃると思いますが、環境対策や「乗って見たいけど
怖くて乗れないよ」と二の足を踏んでいる方には、古き良き物を手に入れるきっかけになるのが、このDSインジェクション仕様だと思います。
乗り味はオリジナルと遜色ないので「魔法の絨毯」は健在です。
少々アメリカチックなエンブレムが残念ですが、トランクにデカールとして
デコレーションされた「インジェクション」のプレートです
真鍮製かな?
良いものは残る、クラシックは不滅を証明する一台ですね。
シトロエン横浜緑では期間限定で写真のDS23をご覧頂けます。
ちょっと遊びついでに足を運ばれては如何でしょうか?
実はこちらのDS23「売り物」です・・・
ご来店お待ち申し上げます。