CITROËN 横浜緑

シトロエン横浜緑ではRECSと呼ばれる溶剤を使ってのインポート清掃を走行距離の多い車両等にお勧めすることがあります。

そもそもインポート清掃って何？っていう方も多いかと思います、丁度バラバラになっているエンジンがあるので簡単に説明します。


エンジンは空気を吸い込み、空気とガソリンの混合気を燃やし、燃焼したガスを排出して動いています。
その空気の通路、黄色の○で囲まれている穴がインレットポート（インポート）と呼ばれる所です。

本来はこのようにポートを開け閉めするバルブが付いています。

この狭い通路を使って空気を取り込んでいます。
走行距離の多い車や、渋滞によくはまっている車などは黄色矢印の辺りに、燃焼しきらなかった混合気やら煤やら色々混じった俗に言うカーボンが蓄積していきます。
ただでさえ狭い通路に堆積物が付いてしまうと、エンジンがセンサーを元に計算している空気と実際に吸入している空気の量に差が生まれ、効率的な燃焼が出来なくなってしまいます。
そうなってくると加速時に息継ぎするような感じがあったり、酷くなってくるとエンジン警告灯が点灯したりします。

この堆積物を除去するのがインポート清掃と呼ばれる作業です。
お手軽に出来るのがRECS、溶剤で徐々に溶かして清掃。ガッツリの場合は時間と金額は掛かりますがインテークマニホールドを外して、ゴシゴシ清掃といったイメージです。
車検や12か月点検の際など定期的にRECSを行うことでカーボンの蓄積を減らすことができますのでお勧めします。