すっかり涼しくなりました
皆様お元気ですか?天野です
でも気が緩むと夏の暑い時にじわじわと消耗させられたダメージが
どっと来たりするのもこの時期です
皆様ご自愛くださいね
台風14号(通称チャンスー)は変わったルートを通って太平洋に抜けましたね
これを書いている時点ではまだ注意が必要ですが
雨は一段落したようです
新型コロナの陽性者数も少し落ち着いてるようです
でも重症者数や死者数は確実に増えていますし
状況は決して良くなっているわけでは無いですよね
だいたいウィルスはある程度広がると自壊していくものだそうで
そして変異していきます
新しい変異株の話も出てきているようでシータ株とカッパ株
(イオタは入ってきてないのかすぐいなくなったのか)
こちらもお気を付けください
まあ気を付けると言っても今は感染経路が不明の方が圧倒的に多いので
なかなか気を付けても!というところはありますが
さて、今日は乗り心地の話
乗り心地と一言で言ってもなかなか難しい
いいとか悪いとかって好きとか嫌いとかに近いところもあって
他の人の価値観がご自分に当てはまるかどうかは分かりません
ですから他の方の試乗レポートを見て鵜呑みにするのも違うと思うのです
さらに言うと乗り心地を構成するものは座席やサスペンションだけではありません
乗る人を囲むすべての要素が乗り心地に関わってきます
乱暴な言い方をするとディーラーで試乗して、ちょっと乗ったくらいでは
実のところは第一印象、入り口がご自分にとって好きか嫌いかという事にすぎません
日常の足として遠くに近くにお使いいただいてじわじわと良さを感じる
なんてのも大事なことです
ただ入り口がダメだったたらダメを引きずってしまいますので
私たちは試乗をお勧めするわけです
もちろんシトロエンの乗り心地のよさに自信があっての事です
値段を考えると世界一じゃないかと思ってます、いやホントに!
よく比較されるドイツ車、VWとかBMWとかAUDIとかメルセデスとか
全般にサスペンションが固めにセッティングされています
多分ドイツのほうが道が良いのでしょう
あとドイツの人は技術を重んじますので、車は早いのが正義です
有り余るパワーを正しく路面に伝えるには、サスペンションはロスにつながる可能性もあります
あとはまた乱暴になりますが
座席なんかもドイツのクルマはかっちりしていて
座る場所が決まっている感じ、もちろんそれに逆らわず座ればきっちり体をホールドして
長距離ドライブも快適だと思います
ただ、個人的には車のほうが偉い、というか車の言う通りにしとけば間違いない
みたいな技術崇拝的な思想を感じてしまいます
フランス車はいくらしようが感覚的にはただの道具です
あくまで移動のための手段、道具だからこそ人間が使うことが大事なので
乗る人中心の車作りがされています
シンプルでありながら気の利いたデザインのインテリア
ソファのようなふっかりした座席
(それでも50年前のシトロエンと比べたらずいぶんちゃんとした自動車の椅子になっていますよ)
そして長距離でも疲れないフラット感
70年代のアメリカ車のようなぐあんぐあんしたロールの大きいクルマが
シトロエンにとっての乗り心地が良いクルマではなくて
(シトロエンは設立当初からヘンリーフォードにあこがれ、フランス人の考えるアメ車を標榜してきたという側面はあるにせよ)
自動車を運転する行為に関わる全ての要素に人間が中心の考え方を持ってきた
というところが乗り心地のよさと呼ぶのではないかと
思っています
今回、単に屁理屈をこねまわしている感じですね、すみません
特にオチは無いです
オリンピックが終わってパラリンピックが終わって
次は総裁選ですか、日本のメディア(特にテレビ)はイベント事が大好きですね
同じような内容の報道が繰り返されるのはどうかと思いますが
投票権のない私達には自民党の党員の方々の良識がどんなものなのか
見極めましょう
というわけで天野でした