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アクセスマップ

CITROËN 横浜緑

住所〒226-0016
神奈川県横浜市緑区霧が丘2-8-1
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TEL045-924-3677

営業時間10:00-18:00 

定休日火曜日・水曜日(祝・祭日を除く)

アクセス方法■お車でのアクセス
 ●東名横浜町田出口を国道16号(横浜方面)に進み
  1つ目の信号「卸センター入口」交差点を左折
  1つ目の信号「滝沢」交差点を右折(環状4号線)
  直進3.4Km左側
  スーパー(ビッグヨーサン様)を過ぎたら減速してください。
  16号からの詳細はこちらをクリック
 ●JR横浜線・十日市場駅前より大和・相模原方面
  直進1.2Km右側
  しゃぶしゃぶの(木曽路様)を過ぎたら減速してください。
  十日市場からの詳細はこちらをクリック

■電車でのアクセス
 ・JR横浜線 十日市場駅
  東急田園都市線 長津田駅
  どちらの駅も改札を出たらお電話ください。
  当店よりお迎えに伺います。

スタッフブログ

エクステリア(自動運転の闇・・・?)

[2023/06/14]
原 直人(はら なおひと)
エクステリア(自動運転の闇・・・?)
皆さま こんにちは

最近は休日ブログを日課にした

Citroën横浜緑のハイドロ部長ことハラ ナオヒトでございます。

冒頭の「闇・・・」って重いスタートですが、自動車屋のプロとして

マジメなお話をしたいと思いまする。。。


最近は、自動運転をメインにした自動車CMが多くなってまいりました。

確かに自動運転は何かと話題となり、衰退していく自動車産業の救世主

のような存在です。

自動車は、その国の民生技術の粋であり、国の基幹産業として非常に

重要な役割を担います。

そんな自動車産業(メーカー)は、色々な付加価値を付け生産台数を伸ばそうと

努力しております。


近年の経済状況で車の流行りが変わりました。

バブル期の自動車は、V型3Lエンジンを主力とした、大排気量・大パワー

誰も使わない「世界初!」を車に取り付けて販売しておりました。

贅沢は素敵だ!と自動車業界、それを購入するユーザーにも狂喜乱舞の

時代でした。


そんな素敵な時代も「リーマンショック」で様変わり

金融・不動産業界がバタバタと潰れるなか、自動車販売の主力ユーザー様である

法人購入層がパッタリといなくなり、自動車業界は考えます・・・

個人客を再度呼び戻そうと新規に考えたのが「燃費重視」の車です。

ハイブリット車が良い例で、ト〇タが、圧倒的な技術力で世界を席巻しました。


他メーカーも続けと言わんばかりに、低燃費車を生産しましたがハイブリットまでは

生産できず、ト〇タが日本国内で圧倒的販売台数を誇り、新車の販売台数の50%が

トヨタと言われる時代を作り上げました。

ハイブリット車以外でも、極低燃費車が販売されると「燃費競争」に陰りが見えてきた頃

また新たなトレンドが出てきました。


「自動ブレーキ」「自動運転」です。

近年は、上記が一番のキーワードになります。

電気自動車も並行しておりますが、こちらはまた別のお話しで・・・

特に自動ブレーキは、高齢化する社会で車の存在意義と販売台数をどうするかと

各メーカーが凌ぎを削ります。

あまりブログで話す内容ではないですが、池袋の事件や高齢者が児童を跳ねたなどの

ニュースが意図的にTVで流されてましたね。

これを期に一気に自動化が進み始めました。


自動装置は、高齢者もまだまだ運転できる希望を与え、社会に自動車敵視の目を

向かせないインパクトがありました。

我々自動車ディーラーもこれには助けられました。

ただ怖さも非常に感じます。


冷静に見て頂きたいのですが、先ほどから申し上げてる「トレンド」は誰が作るのか?

これらは、自動車メーカーが作ります。


話しは変わりますが、皆さんが目にする「SUV」と呼ばれる車体形状も流行りは

メーカーが作りました。

本来なら自動車は、「セダン」と「ステーションワゴン」の二系統で昔から

販売されておりましたが、これには開発製造費が2倍以上必要です。

メーカーも開発費を押さえる為に、両車輛の良いとこどりである「SUV」を

トレンドとして販売しております。


話しを戻すと、自動運転もメーカーがトレンドとして、社会背景に照らし合わせて

CMやら、ネット・雑誌に掲載して「自動当たり前」をユーザーに売り込みます。

非常に良い付加価値商品なのですが、一番怖いのが「自動ブレーキ」「自動運転」が

装備されてるから大丈夫と本気で考えてるユーザーが恐ろしいほど存在します。


私は自動車販売の第一線で、ユーザー様と直接お話をするので、本当にビックリします。

特に、国産車で来店される方に顕著に多く、恐らくCMの影響かと思います。


上記のお考えの方々には、自動車販売のプロとして、正しい認識をしてほしいので

説教みたいになりますが、自動=安全じゃないよ と説明をします。


現存する国内を走っている車全てに自動ブレーキは装備されてないし、自動運転の

基準も各メーカーでバラバラです。

有名なス〇ルのアイ〇イトですら、ステージ1とかステージ3とか値段で格差を

つけてる始末なので、基準なんてないも同然です。


更に細かな話をすれば、自動車事故の7割弱は接触・追突なのでアイ〇イトの

一高いのを装備しても「相手次第・・・」なんですね。

非常に認識不足による怖い話ではありますが、責任はメーカーにあると言わざるえません

芸能人を使った過度なCM、自動車評論家が語る自動運転等も問題ありかもしれませんね

せっかく高齢者に希望を与え、自動車産業復活に目途がついてきたのに舵切りを間違えないで

欲しいですね。


もし標準化を図るなら、メル〇デスベンツのように400万円~2000万円の車体に装備される

安全装置、自動運転装置のレベルを同じものにする必要があります。

更にメル〇デスベンツの安全装置は世界一と言われてますが、CM等で安全などの話しはしません。

私は、Citroënの人間ですが、メル〇デスベンツの企業姿勢に敬意を払いたいです。


そして、ここからは趣味的な話ですが、外車好きな一人の男としてのくだらない拘りです。

車とは、エンジン・ハンドリング・シャーシ・サスペンションであり、これに価値を見出す事

燃費や自動ナンチャラが、これを上回ることは絶対になく、常に優越感と楽しさを与えてくれる

高額なオモチャである。


締めの話しとしてカッコつけすぎでありますが、これから車を購入される方の「基準」は

何処になるだろの判断材料となれば幸いです。



久々にマジメ長文に疲れたなぁ・・・