さぁて、本日のオーラスブログは「THE マニアック」
シート性能でござりまする。
お写真は、ベテランドライバーなら必ず褒められる
憧れのシート「シトロエン BX」のファブリックシートです。
「うぁ 古ぃなぁ」と時代を感じるシート柄ですが
現在でも高額なウレタン素材を使用した素晴らしいシートです。
座ると、お尻が「ズボッ!」と入り込むシートで、オシリと腰を
優しく、深く包み込むシートで「伝説」と言っても過言じゃないです
BX自体、車の故障は文句言われましたが、シートは文句どころか
絶賛しか聞いたことがないですな
こんなシートは、コストが合わなくて作れないんじゃないかなぁ
シートは感覚的なパーツだから上手く表現できないけど、8時間位
連続運転しても、オシリも腰も痛くならないシートと言えば
分かりやすいと思われます。
ただ、同様のシートをコスト無視で作ったとしても、現在の車たちの
シャーシやパワーでは、バランスが合わなくて乗り味が悪くなって
しまうので、「その時代の最高のシート」と考えてくれれば良いです。
なんか柄が「目が痛い・・・」
こちらも名物シート「エグザンティア」のファブリックシートです
強烈な柄は、新西部販売のエグザンかな?
この時代は、インポーターターが2社あって
デパートで有名な「新西部」
国産車のマ〇ダの2系統でシトロエンを売ってたんです。
同じシトロなんですが、仕様が異なるシトロ車を輸入しており
特にシート柄で区別しておりました。
面白いのが、柄で生地の伸び縮みが違っており 西部・マ〇ダで
座り心地の違いがありましたなぁ
ハイドロ部長はマ〇ダ系のシトロエンマンだったので柄がキツイのを
売っておりました。
エグザンシートもBX同様で、皆さん絶賛シートだったのですが
私、いままで7台エグザンを乗ってきましたが、シートがまったく
身体(腰)に合わなくて、運転して10分後には激痛でした
中でも記憶にあるのが、横浜の自宅から板橋の店舗に通っていたのですが
余りに痛くて、車から降りられなくなり工場の連中に頼んで車から
引き釣り出してもらったことがあります。
ただただ、エグザンを乗るのは「ハイドロ」と「デザイン」が理由で
痛さにも負けず乗っております・・・シトロの鏡ですナ
まぁ 後にも先にもエグザンシートの文句を言ってるのは私だけです・・・・
私にとって、最高のシトロエンシートは初代C5ブレークの
ファブリックシートです。
無地柄のシートは、マ〇ダが輸入したお写真のシートです。
コヤツは、私には最高級なシートです。
今まで、高級国産・ドイツ系・イタリア 色んな車に乗りましたが
私個人には、初代C5のマ〇ダ仕様が最高なシートでございます。
重度の腰痛持ちな私ですが、今まで腰が痛くならないシートは
この初代C5シートだけです。
初代C5は、車体デザインや大柄な車体のおかげで販売台数が極めて
少なくて、程度の良い中古車も手に入りません。
ましてマ〇ダ仕様などは更に台数が少ないから手に入りませんね
気に入ってるものの、笑ってしまう話なのですが、C5のシートは
乗り込むうちに、運転席と助手席の後ろ側(リヤシート足元)に
謎のオレンジ色ゴミが大量に落ちています。
掃除機で吸い取っても、一週間もするとオレンジゴミは落ちてる・・・
誰の仕業でゴザイマスカ!と思うくらい落ちてる・・・
実は、C5のシート内部はオレンジ色のウレタンを使っていて
経年劣化でウレタンがシート内部から削れカスとしてポロポロと
崩れ落ちてきます。
いづれシートの中身、全部落ちてくるんじゃないか?と思うくらい
落ちてきます。
実際は、10年以上経過してもシートは残ってるので問題ないですが
笑い話ですね。
最後は、意外や意外でして
上記3シートとはコンセプトは違うけど
最新鋭車両の中では、私が認める良いシートです。
DS3 スポーツシックのシートですね。
見た目は「ガッツリ ホールド」な感じですが
ぜんぜん そんなことなく、オシリと腰を上手く
受け止めて左右に振られないシートになっております。
私も初めて見た時「ゲッ! これ無理なシートだろ」と
いかにもバケット感に苦手なイメージですが、座って
運転すると、これが宜しい
勿論、シートコンセプトが上記シートとは違うのだけど
「役割」と言うのかな?すごく上手く作ってあって
感動しましたなぁ
他社もそうなんですが、同じシトロエンでも こんなに違うのが
シートなんですね。
車種・仕様でこんなにも違うのがシートなんです。
皆様も、車購入時には気にかけてみるべきパーツですので
担当営業マンに問いてください。