こんにちは、天野です
気温も湿度も高くなってきました
(梅雨前線無くなっちまいました!)
みなさまお元気でいらっしゃいますか?
この時期は湿度に体が付いていかずに
夏バテみたいな感じが出たりしますね
ゆっくり慣らしていきましょう
天野はちょっと標高の高いところに行きたいな、と思っています
馬鹿と煙はなんとかと言いますので
(インスタには上げましたがその話は次回)
さてずっと話題にしている新しいC4
シトロエン初の48Vマイルドハイブリッド搭載
今日はあたらめてなんだそりゃ?という話をしようかなと思っております
元々の始まりは欧州で2030年に対1990年で温室効果ガスの排出量を
55%削減する、という提案を2020年に採択したことです
これによってクリーンディーゼル車の販売は無くなり
電化に向けて今まで以上の転換が求められるようになりました
プラグインハイブリッドと言われる電圧の高い電池を搭載しているモデルは
大容量バッテリーから駆動モーターにつながる配線や
ブレーキやギアボックスで作った電気をまたバッテリーに戻す配線
それを高圧電流に耐えられるものを別につなぐ必要があります
今回のc4のようなマイルドハイブリッドと呼ばれる低電圧のシステムは
従来の電気配線をそのまま使えるというのが大きな強みだそうです
それによってコストの安さと効率の良さ、軽量化を実現しています
私たちステランティスグループのプジョー、フィアットだけでなく
フォルクスワーゲンも新しいゴルフにこのシステムのモデルを用意しました
燃費や排出ガス対策に頭の痛いヨーロッパメーカーにとって
光明となるシステムになっています
そもそも新しいDS°8とかメルセデスのSクラスとか
重くてでっかい電池を搭載して航続距離を延ばすという考え方は
決してエコではないわけで
化石燃料の消費は仕方ないから最小限に抑えて発電した電気で
少しでも消費を抑える、というのがコンセプトです
マイルドハイブリッドが一時しのぎなのか恒久的に作られるのかわかりませんが
無理に電気で走行させない、という発想の転換で
ある意味PHEVよりも効率の良いものになっているのでは無いかと思います
あとはいかに発電の効率を上げていくのか、と言うのが命題ですね
まあいくら優秀な発電システムでも使った分を越えて貯めるのは難しいかとは思います
残念ながらエコカーの減税や補助金はありませんが
従来のガソリン車をはるかにしのぐ燃費と
スムーズで力強い加速感(しかもものすごく自然に)
買う買わないはともかくいろんな人に乗ってみてほしいです
という訳で次回は標高の高いところに行った話(予定)
天野でした