またまた「C5X」でゴザイマス。
お車を購入する一番最初の基準として「デザイン」が購入の第一番に上がると思います。
確かに数百万円の買い物をするわけなので、気に入らない物にお金は出せませんね・・・
通常、自動車のカタログなどは車の正面や斜め正面を掲載しております。
メーカーとしても車の正面に重きを置いてデザインするので、どうしても「前重視」に
なる傾向です。
逆に言いますと、車体後ろは色々な制限があるため、デザインし難いとも言えます。
後ろって難しいの?と思いますね
分かりやすく言いますと、流行りのSUVなどは正にデザインが難しいのです。
あえて車種は言いませんが、真後ろから見ると やたら屋根からバンパー最下部まで
「間延び」して見えるSUVがあります。
カッコイイんだけど、なんでかなぁ?と感じる車両がソレですね。
これは、シャーシーの問題が大きくかかわるんですが、特に中型SUVに顕著に出ます。
車高の高いSUVを綺麗に見せようとすると、ボンネットを長く見せないといけません。
ただ、中型車両なのでどうしても長さ制限があるため、後ろ(オシリです)を
ズドンッ!と切らなくていけません。
そんな理由から間延びしたデザインが生まれてしまいます。
ある程度デザイン力に優れたメーカーなら、バンパー形状やリヤのブレーキランプの
計上を工夫して綺麗に見せれるのですが、私が知る限りリヤのデザイン力があるメーカーは
数社しかありませんね。
さてさて、話が違う方向に行ってしまいましたな。。。。
我らがCitroënは、皆さんがご存知の通り「デザイン力」に関しては一世代先を走ります。
他車が展開していない新しいプレス方法や、形状をいち早く展開します。
また、昔から我々営業マンに語り継がれる言葉があります。
「Citroënはオシリで商売しろ!」です。
お客様との商談中に車を見ながらお話をしますが、いよいよご注文となるときは
説得力を持たせるため、車を見ながらお話をするケースがあります。
この時に、Citroën車の後方でお話しをしなさい と語り継がれるのですね。
Citroënは後方デザイン力が非常に高く、シンプルで綺麗です。
これは、お客様が納得するのに非常に魅力のあることで、他車では展開されない
手法なんです。
今回のC5Xもカタログでは見えない細かな凹凸や車体色の印影など満載なはずです。
また、かなり大きなヒップラインなので、デザイナーがやりたい放題で細工をしてると
思われるので、魅力万点かと思います。
皆様もCitroënを見る機会がありましたら、「オシリ」を気にしてみてください。
車の価値観が変わりますよ。