
みなさま
こんばんは
シトロエン横浜緑の
私も間もなく電気の
ハイドロ部長 ハラ ナオヒト
de ゴザイマス。
さて、お写真は新型のE-C4(電気自動車)でございます。
現在のEU圏での電気自動車普及率は10%にも満たないとの事ですが
2025年には30%を超える予定だそうです。
残念ながら我が日本ですが、インフラの問題も手伝ってか
販売台数は振るっていませんねぇ
EU圏では、法律で電気自動車の入替を強制的に行うので
入替台数は嫌でも増えていきますね。
一方、日本では法的拘束力はないので、メーカーの努力と
政府のインフラ整備にお任せとなっております。
ただ、法的、インフラ等の理由はあったとしても、やはり
ヨーロッパ電気自動車の入替台数は日本よりも数字的には
上回ると考えます。
理由は、自動車に対しての「文化の違い」にあります。
ヨーロッパは自動車メーカーが数多く存在しており
その歴史は古く、創立100年以上の自動車会社が数多く存在します。
そして、ヨーロッパ人の車に対しての考え方が日本と大きく違います。
自動車は、大陸横断する為の道具であり、荷物を運ぶ馬車のような存在です。
当たり前ですが、現代の車は綺麗な装飾をして、必要以上の大パワーなど、馬車とは
比べる物でないですが、ヨーロッパ人の車に対しての根幹は「馬」にあります。
一方、わが国で車とは「至高品」としてスタートしております。
戦後の「冷蔵庫」「テレビ」では無いですが、やはり一般の家庭が自動車を
購入できるようになったのは、高度成長期後と言われており、なかなか
一般の方が持てるほど気軽な存在ではなかったんですね。
自動車=お金持ち がイメージとして存在しており、「高級品の為、綺麗に所有しましょう」
が国内での考えが強く、自動車用WAXの世界シュア7割が日本で消費されてます。
中文で述べた、ヨーロッパの普及の強さは「環境対策」にあり、ヨーロッパ人の
環境に対する姿勢が電気自動車の普及を後押しします。
環境の為なら、努力を惜しまず、車で移動が難しいならバスか飛行機で移動する
この辺の考え方の違いが日本と違うかもしれませんね。
日本では、高額な商品である自動車であるから、同等かそれ以上の性能
電気自動車でも燃料エンジンと変わらぬ航続距離と同等のサービスじゃないと
許せないのでしょう。
残念ながら、環境対策は政府・企業任せと個人的な部分での対策対応は
日本は薄いようです。
ただ、日本の場合はインフラの問題が圧倒的に強く、集合住宅の電気設備の問題
自国の電気生産量、観光地での美観問題による電気設備の不設備などチョット
難しい感じがしております。
いづれにしても電気化は避けようがないので、我々日本人も「環境」と考えを
改めないとイケないのかもしれません。
まぁ 車好きの私としては、正直「燃料エンジンがいいなぁ」と考えてはおります。